youtubeで社会勉強

現在社会を生きていくための金言・考え方を集めて兵法書(blog)としてまとめるというコンセプトです。

お金は旅をすればするほど景気が良くなる法則


上の動画の内容は以下の通り。わかりやすく要約してみた。


 徳川家康は天下を取ったが、江戸時代の経済自体は秀吉が考えたものが残った。秀吉の考えた経済は、一度全部を大阪に集めるという物流方法であった。そして、大阪で値段を決めから諸国に分配するという物流方式であった。
 例えば、紅花は山形で生産してもよいが、山形で紅花から口紅は作るのはダメであった。紅花は一度大阪に集められたら、大阪で値段が決定され、その後、京都に行き京都で加工されて口紅が出来た。そして、その口紅を山形の人は購入しなければならなかった。無駄なことをしているように見えるが、こうすることによって、お金がぐるぐる回って日本中の景気を良くすることにつながった。これが秀吉が考えた「秀吉流の物流革命」であり、江戸時代の間ずっとこの方式が行われていた。秀吉すごい。


お金は旅をすればするほど景気が良くなる


 お金のことを江戸落語ふうに言うと「お足」ということ、また小判のデザインは「わらじ」をモデルにしていること、これらは何を意味するかというと、お金というのは旅をすればするほど景気が良くなるということを意味しているのである。秀吉はこれを理解していたということだ。秀吉すごい。
 では、家康は何をしたか?答え、何もしていない(笑)。


昆布は江戸時代に「北海道から沖縄まで」旅した


 沖縄料理のダシをとるものは昆布である。その沖縄で使われる昆布は、蝦夷で生産されていた。江戸時代から、沖縄では北海道の昆布を手に入れて使っていたということである。昆布は、福井あたりまで輸送されていた。そして、京都に輸送されるときに、昆布と鰹節が一緒に輸送された。この昆布・鰹節の一緒に配送することを始めたときが、日本料理の基礎となる「鰹節と昆布を使った料理が誕生したという瞬間」でもあったのだった。


 徳川家光までの時代は、金山銀山が産出が続いていたので、お金をたくさん使えて景気が良かった。逆に言うと、金山銀山の産出が枯渇し始めたら、徳川幕府の凋落が始まった。江戸時代、徳川幕府が経済を牽引できなくなり、経済を引っ張っていたのは民間人になっていったのであった。


「約束を守らない事」が日本人にとってどれほど不名誉なことか


 岩崎弥太郎がお金を借りるときに、抵当(=借金の際、金が返せなくなったら貸手が自由に処分してよいと約束する、借手側の品物)としてさしだしたもの、それは「お金を返せなかったら、どうぞ私のことを笑って構いません」ということであった。信じられない。しかしこれは、日本人にとって、約束を守らなかったらどれほど不名誉であったかということを意味しているかが分かるエピソードなのである。
 海運業は、約束を守らないと仕事にならない。物流を通して、日本人は約束を守ることを文化・習慣にしみ込ませていったのであった。(自分は、土人と文化人の違いはこの当たりの歴史にあるのではないかと思う。)


(お金とは、何なのか?今、仮想通貨が静かな話題になっている。それにしても、お金とは何なのか、仮想通貨も含めて、それを知りたい。自分にはできないだろうが、三橋高明やその他の知識人の考えをまとめれば、自分が知りたい「お金とは何か」について、近づけるような気がする。また、シンギュラリティが到来した際、人間はかなり労働から解放されるのだと思う。囲碁将棋は人間を凌駕した。各種の仕事についても、ロボットやAIが人間を凌駕する時代になったら、我々の収入はどうなるのか、税はどうなるのか、あと20年ほどで到来するシンギュラリティーにも繋がる問題でもあると思う。)

仮想通貨について

自分は、仮想通貨を最近やり始めた。取引所はCoinCheckを使っている。少量ではあるが、取引の感想を書く予定だ。


また、仮想通貨のマイニングもやっている。儲けることを目的にするのではなく、パソコンを開いている時だけに、ついでに採掘をしてみようという感じ目的だ。
マイニングには、Minergateを使っている。Minergateとは、仮想通貨を採掘するソフトウェアである。このほかのマイニングは手間がかかるようで、これ以外はやらない予定である。WIndows上で動作する。


2017年12月頃・・・
MinergateがVer7.2にアップグレードされた。そして、Bitcoin GoldとZcashを掘ることができるようになった。
現状では、やはりMoneroを掘るのが一番効率的みたいであるが、そもそも採掘すること自体は、電気代で利益が全く出ないので、遊びでBitcoin GoldやZcashを掘ってみようと思う。


税金について・・・
そもそも40万円以下の所得は雑所得にできるので、自分の場合は気にすることではないのだが・・・。
結論として、日本においては、日本円以外の資産は全て金融資産と考えることになる。そうしないと、含み益から税金が取れないからだ。ビットコインを日本円に換金したときに初めて税金がかかると勘違いしている人もいるみたいなので、注意してほしい。そのため、仮想通貨に手を出そうと思っている人は、入金した日本円と、年末の各通貨の時価を記録しないといけない。取引所の記録は平均値か何かを表示しているので、取引所の記録をメモして計算しても、数値が合わなくなるので、注意した方が良い。
税金がかかるのは、含み益についてだけということがポイントだ。ほとんどの人が雑所得になるが、個人事業主として開業している人は、事業所得にすることもでき、損失と相殺したり、有利にできるかもしれないメリットもある。
今後、この仮想通貨が商取引にもっと利用できるようになると、我々一般人の常識が変わることになるかもしれない。その可能性がある技術なので、少量でも保有して仮想通貨に慣れておくことにすべきだと思う。


仮想通貨は、突如として価値がゼロになる可能性もある。これは、北朝鮮が電磁パルス攻撃をした場合などである。電磁パルス攻撃を受けると、機械類やパソコンの電気回路が異常電流を生じてしまい一斉に使えなくなってしまう。しかし、ブロックチェーンが地球の裏側まで伝わっているのだから、仮に電磁パルス攻撃を受けても、仮想通貨はびくともしていない可能性も強いのである。しかし、やはり仮想通貨への過信は禁物である。

差別について考える

悪い差別をなくそう


初めに言いたいのは、「差別をなくそう」ではなく、「悪い差別をなくそう」が正しい事であるということを主張したい。全ての差別が悪いわけではないことを理解すべきである。
なんでもかんでも「差別」という言葉を使って、差別があった理由も考えずに、自分の集団が有利になるように主張している事柄や人たちが多くないかとも主張したい。例えば、犯罪者が逮捕されて、人権を奪われるのは不当な差別ではなく、当然の差別なのだ。イスラム教だから、獄中でも豚肉を食べたくないという主張は通らない。それが、犯罪に対する罰なのだ。理解せよ。逆に、喫煙者やホモやロリコンは差別されているのに、大人しすぎる。もっと、差別だと主張して法務省を動かしてほしい。
「差別」という言葉には、既に悪い意味で使われていて、そのイメージが払拭できなくなってしまった単語である。そのため、「区別・分別」という言葉をもっと利用する必要があると思う。



差別には良い差別と悪い差別がある。



当然だ。例えば、ハンディキャップのある人や子供・お年寄りはいい意味で差別されるべきである。だから優先席や子供割引がある。これについて、反論のある人はいないはずだ。
つまり、差別には良い差別と悪い差別(=不当な差別)があるのだ。良い差別のことを「区別」または「分別」と言い換えたりしてもよいと思う。「差別」という言葉を聞くだけで、内容も考えずに、悪だと思ってしまう人たちがあるからである。(一度、差別主義者とレッテルを貼られてしまうと、議論や会話が成り立たなくなってしまう。)昔の人は、「区別」や「分別」という言葉が必要だったから、その言葉が使われてきたわけであって、今の人が使うのも必要性があり、合理性があるということである。重要であるのは、「良い差別」があることをしっかり認識することである。
この「良い差別」がどれだけ重要であるかを説明したい。以下箇条書きになる。
・発展途上国は先進国とは別にCO2排出の制限がかからない。これはいい意味での差別(区別)である。→つまり、「よい差別」であり、必要だと判断されたということである。
・女性には生理休暇は必要である。これはいい意味での差別(区別)である。生理休暇をとれないと、困る女性も多いと思われる。→つまり、「よい差別」であり、必要だと判断されたということである。
・タバコや酒を飲めるのは、20歳になってからというのは、年齢による差別であるが、これについても異論を述べる人はほとんどいないと思われる。→つまり、「よい差別」であり、必要だと判断されたということである。
・犯罪者は逮捕され、人権が制限される。これも、犯罪を侵したら差別されるのは当然だと思う。一生差別されるべきなのか?家族まで差別されるべきなのか?という点について論点があり、社会的に過度に差別されすぎている点がある。→逮捕され、人権が制限されるのは社会からみて「よい差別」であるが、社会復帰できないような差別を続けるのは、「良くない差別」だとも思われるので、「良くない差別」はなくす必要はあると個人的には思う。
・タバコを吸うのは、専用のエリアでのみ吸うこと。これに関しては、喫煙者がかわいそうだと自分(非喫煙者)は思ってしまう。つい1990年頃までは、会社の中でタバコを吸いながら仕事をするのが許されていたのに、たった30年で常識が一変してしまったためだ。つまり、差別や常識というのは時代によって、コロッと変わってしまうことなのである(笑)。


このように、良い差別についての例を挙げていけば、枚挙にいとまがない。良い差別というのは、すでに現代社会の中でたくさん存在しているのだ。


であるから最初に言ったように、「差別をなくそう」は間違いなのである。正しくは、「悪い差別をなくそう」なのである。差別はすでに現代社会の中でたくさん存在して認められているのだ。ここがはっきりすることで、差別だと主張された事柄について、それは良い差別なのか悪い差別なのかという議論が始まり、残した方がよい差別なのか、残さない方がよい差別なのかが分かるのである。議論することもなく、差別をなくそうと主張するのは、短絡的であり、思慮の浅いことであるのだ。



では、差別を深く考えるために、ここで面白い疑問を提起させてもらう。



履歴書に学歴を書くのは、学歴差別ではないのか?


米国では、履歴書に写真を貼ることを要求するのは、人種差別につながるので履歴書に写真を貼らないのが一般的である。今は、学歴を書くのは一般的だが、あと数十年したら、履歴書に学歴を書くのは学歴差別と言われてしまうかもしれない。タバコの例を考えればありえる話だと思われるのは自分だけか?
学歴といえども、それによって採用が決定するなら差別は差別だ。一般的に、学歴差別というものは、人材を適切に判断するための良い差別だということで、履歴書に書くという習慣があるということだと考えられるので、今後も履歴書に学歴を書くことは続くだろう。だが、今後AIが人材採用をし始めて、「高学歴が集まると東芝やシャープのようになる」と判断されて、高学歴が不採用になり、低学歴ということが理由で低学歴が何割か採用されことになることが起きたら、逆に面白いと思う(笑)。



ホモを茶化すのは差別なのか?


個人的に、ホモネタは好きなので、ホモを茶化すのは差別でないと思いたい。しかし、当事者にとっては、不快な思いをされていると思う。しかし、タバコと同様に不必要な存在として、一般人から嫌われても仕方のないことなのかもしれない。「レズがOKでもホモは気持ち悪い」これは差別であり、ホモがばれて自殺した一橋大学生もいるので、これも、深く考えることが必要なことだと思う。



ロリコンは不当に差別されていないか?


最近LGBTの権利が認められてきている。しかし、ロリコンが入っていない。数からいえば、ロリコンが一番多いはずである。LGBTではなく、LGBTLにした方が良いのではないかと思う。ホモ同様ロリコンも気持ち悪いと差別されていると思われる。確かに、気持ち悪いが、アニメとか見ていると、ロリコンが増えるのは仕方がないと思う。それから、ロリコンは病気に近い症状であるので、むしろ病院で診断できるようにした方が良いと思う。



医学が進み病気への差別は不要になった例


ある事柄に対する差別が現代においても、必要か合理的かという点が大切なのである。例えば、ハンセン病患者への差別は現代では不要なものだ。これを不当な差別という。中世では病気の原因や感染経路が判明していなかったので、周りの人が病気にかからずに生き残るためには患者が差別されてしまうのは仕方のなかったと思う。



繰り返すが、「差別・区別・分別」というのは、社会において必要な考え方なのである。その中で、根拠がないものなどについて、意識を改めるということが必要なのであり、根拠のない部落差別や人種差別などは、悪い差別(=不当な差別)だからやめようということである。