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現在社会を生きていくための金言・考え方を集めて兵法書(blog)としてまとめるというコンセプトです。

指導死とは、教師による「いじめ」である。

1月30日朝7時半のNHKで福井県の少年が教師による行き過ぎた指導によって、自殺したというニュースを見た。教師の行き過ぎた指導が原因で生徒が自殺した場合、「指導死」ということで、「指導死」なんて初耳だった。


指導死・・・、なんだこの言葉?


この違和感・・・、感じたのは自分だけだろうか・・・。
自殺した原因が教師のパワーハラスメントであったなら、普通の言葉を使えば、「教師によるいじめによって、生徒が自殺した」ということであり、指導死なんて馬鹿な言葉は使わない。
逆に、指導死という言葉を使うことで、「教師が良かれと思って指導していたら、生徒が死んでしまった」という言い訳を与えてしまっている。ふつうは、「良かれと思ってやったら~死んでしまった」なんて状況は発生しない。


こんな、「指導死」なんて変な言葉を作らずに、「教師によるいじめ」でいいと思う。NHKも新しい言葉を嬉々として放送しないでほしい。放送の質が落ちる。


このような自殺を、「教師によるいじめ」として見るか、「指導死」として見るかよって、教師側の責任回避となり、根本的な原因対策ができなくなると思われる。



自分は指導死という言葉を見るだけで、以下のような教師側の言い訳が想像できてくる。
教師が行き過ぎた指導をしていたら、急に生徒が死んじゃいました。テヘペロ。教師が生徒を殺すつもりはなかったから、いじめじゃないよ。いじめはダメだからね絶対。教師なんだからいじめをする筈ないでしょ。いじめと教師による指導は全然違うから、言わなくてもわかるよね。いじめじゃないから。指導死だから。損害賠償とか請求しちゃだめだからね。あと、該当教師は加害者じゃないから、名前も出さないし、罰則も与えないけど仕方ないよね。指導死だもん。



遺族と視聴者、PTAなどは、指導死などというバカな言葉によって、教師側に言い訳をさせてて許してもいいのか?


いじめをした側の人間は、必ずと言っていいほど、「自分はいじめていない」と言う。

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